2022.10.21
「感染症予防特集」引き続き感染予防対策を!!
意外と知らない不織布マスクのあれこれ。
新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなど、感染症予防対策にマスクは欠かせません。
不織布マスクは、一般用マスクの中で布製、ウレタン製などと比較して最も高い効果があるとされています。
今回は不織布マスクの種類や正しいつけ方などをご紹介致します!
正しいマスクのつけ方・外し方
不織布マスクは上下・裏表があります。確認してから着用しましょう。
- ノーズピース(鼻にあたる部分)を上にしたときに、プリーツが下向きになっている方が表(外側)です。
- 表裏を確認したらマスクを顔に当てて耳紐をかけ、鼻からあご下まで覆うようにマスクのプリーツを伸ばします。
- ノーズピースはしっかりと鼻の形にフィットさせましょう。
※自分の顔に合ったサイズのマスクを着用しましょう。
着用した時に耳紐が緩すぎる場合は、十分な効果が得られないことがあります。 - マスクを外すときは、マスクの表面を触らないように、両手で耳紐を持って頬から外します。
- 外した後もマスク表面に触れないように、耳紐をもって廃棄しましょう。
不織布マスクの効果・特徴
不織布とは織っていない布のこと。一般的な布に比べて糸目が複雑に絡み合っています。
不織布を3枚重ねたフィルターのものが主流となっていて、使い捨てです。
安価で花粉や風邪予防、ウイルス拡散などにも効果的なため、家庭用一般マスクとして広く普及しています。
不織布マスクの層とその役割
不織布マスクは、いくつかの層で成り立っています。それぞれの層に役割があり、種類は豊富です。
マスクによって使われている層が違います。
目的に合った層の組み合わせでタイプが異なり、層が増えるごとに機能も増えるのが一般的です。
例)外側の層:ほこりや花粉などの比較的大きい粒子をカットします。
不織布の2層マスク・3層マスク・4層マスクの違いとは?
●2層マスク
「外側の層」と「口元にあたるシート」」のみで作られています。
自分の飛沫物を飛ばすことでおこる「異物の混入防止」を目的に使用するマスクで、厨房での使用におすすめです。
また、口元が透けて見えるほど薄手で呼吸がしやすくなっています。
但し、フィルターが搭載されていないため、外からの異物を防ぐ目的で作られていません。
●3層マスク
3層マスクは、「外側の層」「捕集フィルター」「口元にあたるシート」の3層で作られているものが多いです。
層が少ない分、通気性が良いのが特徴です。販売されているプリーツマスクの多くが3層構造を採用していて、
一般的に馴染みのあるマスクといえるでしょう。
●4層マスク
4層マスクは、「外側の層」「抗菌フィルター」「捕集フィルター」「口元にあたるシート」の4層で作られているものが多いです。層が多くなる分、通気性が悪くなりやすいので、柳葉型の立体構造のように口もとに空間を作り息苦しさを緩和している商品もあります。